追加関税発表。実は自分の首を絞めるアメリカ。

日々の分析
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おはようございます。ハヤテです。

NY市場はトランプ大統領が追加関税に関しての詳細を語り、予想通りの大荒れとなりました。

それでは現在の相場を見てみましょう。まずは米ドル円の4時間足です。

他の通貨も大きく動きましたが、今回はユーロ円を確認します。

テクニカル分析はすごいですね。

これだけ荒れても結局は以前の高値と安値が抵抗となり、その範囲内で動きました。

相場は不安定なため、またすぐに大きく動く可能性はありますが、とりあえずの今回の動きです。米ドル円は下げた場合、次のターゲットである147.40円を終値で明確に下抜けるとさらに下落しそうな雰囲気ですね。

そして今晩もNY市場の時間に重要指標発表がありますので、そこも気をつけたいところです。

09:30🇦🇺貿易収支
21:30🇺🇸新規失業保険申請件数
23:00🇺🇸ISM非製造業景況指数
25:30🇺🇸ジェファーソンFRB副議長の会見
27:30🇺🇸クックFRB理事の会見

ちなみに以前にも少し書きましたが、このアメリカの追加関税攻撃。結局のところ一番損するのはアメリカです。

今回の相互関税は全貿易相手国・地域に10%を、中国には34%、EUには20%を課す。日本は24%です。10%は5日、日本を含む一部の国・地域に対する上乗せ分は9日にそれぞれ発動する予定となっています。

強いアメリカをアピールしているように見えますが、結果として輸入価格が大幅に上昇→インフレ圧力強まるという流れになりそうだからです。

よく経済のことをわかっていないアメリカ国民だけが喜びそうな政策です。そしてその被害のとばっちりを受ける世界各国。

日本も是非、強い姿勢で臨んで欲しいところです。

結局のところ、昨日の発表で一番評価されたのは任天堂。(笑)

昨日発表した「Switch 2」。海外への転売阻止として日本用と海外用の2つのバージョンを用意し、価格も大きく変えました。任天堂の株も年初来24%も上昇しています。

はあ、経済の明るい話題がもっと欲しいですね。😮‍💨

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