Sell in May(5月に売れ)は本当かを検証。

分析のコツ

おはようございます。ハヤテです。

株式相場には“Sell in May” (5月に売れ)(5月に売り逃げろ)という言葉があります。

株式相場が上昇する1月から5月にかけて株式を売却し、相場から離れた方が良いという米国での格言です。

これは実は格言の一部分だけで、本当は

“Sell in May and go away, but remember to come back in September.”

「5月に売れ、ただし9月に戻ってくるのを忘れるな。」とあり、9月頃には株価が底を迎える傾向があることから、そのころに再び市場に戻ってくることを忘れないように、というものです。

私は元々、デイトレーダー(大体、その日のうちに決済してポジションを持ち越さないタイプ)かスイングトレーダー(数日から数週間ポジションを保有するタイプ)、もしくはその中間でやっているので、この格言は直接的には関係のないことが多いのですが。長年の歴史で見るとこれは概ね真実らしいのですが、近年の相場はどう動いているのか見てみましょう。

①上値が若干重たい状態を表しています。ちなみにここで売っていた場合、翌月から上昇していますので、おそらくロスカット(強制カット)されています。

②ここで買った場合は翌月には大きく上昇していますからそこで決済していれば利益が出ています。

③前年と同じくここで売っていれば大損しています。

④ここも前年と同じく少し上げるものの、その後は大きく下落しています。

⑤ここで売っても7〜9月に大きく下落しています。

⑥ここで買ったら大きく利益が取れていますね。

<結論>

1勝5敗、または2勝4敗。(少なくてもここ数年は)

あくまで格言であり、当てはまった時のみ使われるフレーズ。

まあ、トレードはそんなに簡単なものではないですし、やはり自分で学んで独自のトレードルールを設定。そしてそのルールに則って淡々とトレードしていくのがベストです。

自分の生活スタイル、余剰資金、チャートを見られる時間帯などに合わせて自分のトレードスタイルを確立しましょう!

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